ボーカロイド

ボーカロイドの新バージョンが登場するらしい。

「ボーカロイド」とはコンピューターで歌声を合成するソフトで、サンプリングした人間の音声をデータベース化しておいて、それを組み合わせて歌を歌わせる。今回の新ボーカロイドには唸るような声を出す「グロウル」という機能や、2種類の歌声ライブラリをブレンドし、音色をコントロールすることができる「クロスシンセシス機能」などの新機能が搭載されるそうだ。一般的にボーカロイドには「初音ミク」などそれぞれキャラクターが付いているが、今回の「VOCALOID4」にはそれが見られない。

今や初音ミクは世界的にも知られる人気「歌手」となり、キャラクター商品も多数出ている。3D映像をスクリーンに投影してのライブコンサートなども世界各地で行われ、2次元の歌姫に人々が熱狂する不可思議な現象も起きている。ボーカロイド・初音ミクが発売された当初は今のような機能は搭載されておらず、いかにもロボットが歌っている、という感じだった。それが色々な人が試行錯誤して人間の歌声に近づけるように「調教」して、各々が作詞作曲したオリジナルソングを歌わせた動画を投稿サイトでアップするようになったことでブレイクした。今ではボーカロイドが曲ごとに様々なキャラクターを演じ、アニメーションなどでMVを制作してそれに歌を乗せて動画にするのが主流になっている。人気の投稿者は「ボカロP」と呼ばれ、自身の作曲した曲はCD音源化もされている。ボカロPはプロ・アマ混ざっており、アマチュアからプロに転向するケースも最近は少なくない。「ボーカロイド」というソフトの出現によって、新しい表現手段と夢をつかむチャンスが与えられたのだ。

ミラクルムーン

11月5日に、171年ぶりに「ミラクルムーン」が現れる。

ミラクルムーンとは、例年だと2回しかないお月見が171年ぶりに「後の十三夜」と呼ばれる幻の3回目、つまり「奇跡の名月」が見られるということだ。そもそも「お月見」とは、日本の風習で旧暦8月15日の「十五夜」と旧暦9月13日の「十三夜」は名月と呼ばれており、それを見ることをお月見という。旧暦は月の満ち欠けによる太陰暦なので日数が約354日のため、旧暦を今の暦である太陽暦の365日と比べると3年で1月ズレてしまう。そのズレを無くすために3年に一度「閏月」を入れて調整する。今年は171年ぶりに9月の後に「閏9月」を挿入するため、9月13日が2回出現することになるので、十三夜が2度訪れることになる。日本の風習と、太陰暦と太陽暦のズレが生み出した不思議な夜。一生に一度のこの奇跡をぜひ味わいたい。