30年半凍結保存されていたクマムシ蘇生

南極の昭和基地近くで採取し、30年半にわたって零下20度で凍結保存していたコケから微小な動物「クマムシ」を取り出したところ、蘇生して産卵もしたと国立極地研究所の辻本恵特任研究員らが発表した。
乾燥して生命活動が止まる「乾眠」状態では、室温で9年保存後に蘇生した例があるそうだが、大幅に上回る最長記録となった。
クマムシは昆虫などの節足動物に近い緩歩動物で、さまざまな種が陸上の土や海、川などに生息するという。乾眠状態では100度以上の高温や高圧、宇宙の真空と強い放射線に耐えた記録があるそうだ。
辻本氏は、「解凍、給水後に動いたかな、と気づいた際には感動した。DNAの損傷や修復について調べ、凍結状態でも長期生存できるメカニズムを解明したい」と話した。
乾燥した状態ならマイナス20度や100度以上の環境でも耐えられるというのはすごい。そんな状態からも蘇生するとは…クマムシ以外にもこうした状態から蘇生できる生物は存在するのだろうか?この技術を応用できたりするのだろうか。