ドームハウス避難民に人気

熊本県の阿蘇ファームランドには特殊発砲スチロールで作られた「ドームハウス」という宿泊施設がある。このドームハウスが避難民から人気で、今も600人近くが避難生活を送っている。
阿蘇ファームランド自体は震災で敷地内のアスファルト舗装が割れるなどして休業中しているが、約450棟のドームハウスは破損しなかった。和菓子の「まんじゅう」からヒントを得た半球形のドームハウスは直径約7メートル、広さ約40平方メートル。20センチほどの厚さの特殊発泡スチロール建材をつなぎ合わせて形成され、冷房や水回りも完備している。柱がないため壁全体で支える構造になっており揺れに強い特徴がある。
運営会社の北川勝幸社長(72)は、施設開設当時「普通の箱型のホテルではリピーターが来ない」と考え、製菓会社も経営していたことから、「まんじゅうのような形ならば、お客さんも喜んでくれる」と変わった形の宿泊施設をつくることを決めた。強度の問題から特殊発泡スチロールの開発まで手がせた。
震災後の反響に、北川社長は「車中泊やテント泊よりも安全で快適。耐震性も実証され、関心を集めているのではないか」とコメントした。
たしかに揺れに強いときくと安心できる。室内はどうなっているのだろう。